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Yudai Ichinosawa|スタイリスト


夢を持って生きていれば絶対に何かつかめる。
ドレメの後輩には、みんな一流になって欲しい!
2021年の日本レコード大賞では乃木坂46の衣装を、紅白歌合戦では日向坂46の衣装を担当。雑誌や広告、テレビなどでも活躍中の人気スタイリストでドレメのOB・市野沢祐大さんからみなさんへ、温かいメッセージを発信!

<PROFILE>1986年生まれ。株式会社TEN10、TEN10 LAB.を設立し、クリエーターコミュニケーションを軸に新たなビジュアル制作を試みる。TEN10 LAB.では衣装企画&制作、OEM等でアーティストのMVや広告などの衣装制作を担当。

株式会社TEN10
スタイリスト・ディレクター
市野沢 祐大さん ファッションビジネス科 2006年度卒業
茨城県/県立大宮高等学校出身

街に出て、見たもの、感じたことは自分にとっての財産になる!

僕がアイドルグループの衣装を手がけるようになったのは、ドレメで一緒に学んだBODYSONG.アオキと衣装を作り、コンペに参加したのがきっかけでした。
グループの衣装では、バランスを大事にしています。たとえば、色味を3色におさえたり、左に立つ人の衣装に青が入っていたら、その隣に立つ人の衣装の一部にも青を引っ張ってきて、色のしりとりみたいなことをしてみたり。
一人ひとりのスタイリングのときは誰も気づかないけれど、全員が並ぶと衣装の色がグラデーションになっているなど、並んでみて初めて気づく仕掛けも、いろいろあります。
それがきれいに決まったときもそうですが、第三者がSNSなどで「あの衣装はこういう意図があるよね」と答え合わせをしてくれたときは、めちゃくちゃうれしい。仕事を楽しいと思う瞬間でもあります。
なかには「この衣装には、こういうことが隠されている!」と深掘りする人もいるのですが、こちらも何かしらヒントを残して作っているので、それはそれですごく好きですね。
大人数の衣装づくりは、街や建築、集合体の影響を受けています。団地のバランス、工業地帯独特の色。あるいは、一見、雑多に見える香港の街が、赤・黄・オレンジを使っていることで統一感を生み出していたり。日本の街はけっこう色がバラバラですけど、それもまたファッションっぽい。

JUVENILE HALL ROLLCALL 2020 S/S look

僕はドレメに通っていた学生時代に、授業が終わると毎日目黒から原宿まで歩いて、お店巡りをしていました。おしゃれで素敵なお店もあれば、奇天烈なお店もある。おじいちゃん、おばあちゃんが行くようなお店で、80年代のデッドストックのスラックスを1000円で手に入れたこともありました。これがまためちゃくちゃカッコよかった!
そうやって街を歩き、自分しか知らない何かを見つけたり、刺激を受けたり、見たもの、感じたものは、今につながる大きな蓄積になったように思います。
スタイリストを目指すみなさんに伝えたいのは、ファッションとまったく関係のないことにも興味を持って欲しいということ。街の建築もそうだし、映画もそう。音楽もそう。東京に限らず、地元にもカッコいいものは絶対にあります。
それを発見できるのはけっこう大人になってからだったりするんですけど、若いうちからアンテナを張っておくと、引き出しの多い、おもしろいスタイリストになれると感じています。興味と好奇心は、人よりもいっぱいあったほうが絶対にいい!
今はネットで探せばカッコいいものがあふれています。でも、街に出ないと出会えないものもたくさんあるから、歩いて探すことが大事。僕もいまだにそうしています。

naokitomizuka 2021 A/W look

naokitomizuka 2022 S/S look

それから、もうひとつ。後輩のみんなには、小さなことでもなんでもいいので、何かしらの目標を持って欲しいと思います。「東京でいちばんビッグになりたい!」でもいい。ウィズコロナの時代だからこそ、ネガティブに引っ張られないようにしてください。夢を持っていれば、必ず何かをつかむことができる。常に希望を抱いていれば、作品にも生き方にもそれが現れてくると思うんですよね。
僕は、ドレメの後輩たちみんなに一流になって欲しいと、心から願っています。いい人材を輩出し、ファッション業界を盛り上げるためにも、可能性を秘めた後輩たちをどんどんバックアップしていきたい。そして、一緒に働けるような環境を作っていきたい。それがドレメと業界への恩返しにもなるのかなと思っています。

malamute 2022 S/S image look

BODYSONG. 2021 F/W look

※内容は取材時のものです。